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URANIWA-ENGINEERING トライアンフ馬鹿の日々

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2019年 11月 23日

R55 ATF交換

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オイル漏れも改善して間もなく、今度はATの変速ショックがいよいよ酷くなってきた。
鈍感な嫁も気にするぐらいのガタガタ感。特に減速時。
BMW MINIはATFも基本無交換でドレンはあるが注入口がない。
なので自力交換は不可能。
ネットで調べるとやはり交換をしたほうが良いらしい。
特殊な装置で圧送交換するようで、幸いにも極近所で作業してもらえるショップを発見。
早速問い合わせ、事前検査(ATF交換で改善出来るレベルかの判断)し、本作業してもらった。
「トルコン太郎」微妙なネーミングだがATFの交換にはこれ。
循環清掃して入れ替える仕組みで2回フラッシングして、最後はワコーズのATFを入れてもらう。
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ついでにATFフィルター交換とオイルパン内の清掃も。
結果、気になるショックの軽減とスムーズさを取り戻した!
曲がり角、交差点などで減速に非常に気を使っていたが、それもなし。
気軽に運転可能となった。
R55 ATF交換_e0024026_00111209.jpg
それなりの金額はしたが、結果に見合う値段さと思う。
これでしばらくは大丈夫かな?
※写真は作業していただいたショップ様からの転用。


# by trsp2167 | 2019-11-23 00:13 | BMW MINI CLUBMAN R55
2019年 11月 15日

R55 ターボオイルパイプからの漏れ

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ある日ランチをしに出掛けていると走行中にいつもより強いオイルの香りが。
普段からどこからともなくブローバイやオイルの焼ける匂いがしているが今回は明らかに違う。
調べてみるとターボユニットに行くオイルラインのカシメから駄々洩れ。気分は駄々下がり。
ここもウイークポイントらしい。どれだけウィークポイントあるんだよ!
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パーツ自体はそう高くないが、交換は大変。エンジン側の取付場所は触媒の裏。
本来はフロント部分全バラらしいが、どうにかそれを避けて作業する。
遮熱版を取り去り、ターボ直後の触媒を他を傷めないように頑張って外す。知恵の輪と一緒だ。
どうやって外したかわからないぐらい苦労してやっと目的の場所へアクセス出来た。
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結局丸一日作業。作業効率最悪である。
しかし全バラしなくてもこの部分の分解が可能なことが分かったので、またフィルターハウジングなどからオイル漏れを起こしたときに対処できるぞ。
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# by trsp2167 | 2019-11-15 17:33
2019年 11月 15日

R55作業まとめ

修理のまとめ。
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純正のインダクションホース(吸気ホース)が熱劣化のために破損したので、シリコンホースに交換。
吸気バルブをこれ以上汚さないために設置したオイルキャッチタンクに行くブローバイホースのエルボーなども同時に交換。
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AT変速時のショックが緩和するかも?と、ロアエンジンマウントを交換。
全く変わらず。痛んでもいなかった。根本的な問題のようだ。
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ブレーキサーボ用のバキューム部分に続き、ハイプレッシャーポンプの付け根からもオイル漏れ。
海外サイトで調べたら規格品だということが分かったので、モノタロウ入手した汎用品にて対策。
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過去に修理したヘッドカバーからお漏らし止まらず。
熱で変形&クラックがひどくなったのでOEM品に交換。これもAliから格安で入手。
交換時にオイルの異常劣化を発見。3千キロしか走ってないのに汚れというか炭化しているように真っ黒。しかも内壁がすすけている。
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訳アリ格安オイルのせいだろうか?ちゃんとしたカストロールに交換。
それとミッション側のカムホルダーのボルトがゆるゆる。
バルブシール交換時に締め忘れ!?クレームものだな。

# by trsp2167 | 2019-11-15 17:22 | BMW MINI CLUBMAN R55
2019年 10月 26日

電気はわからない

電気はわからない_e0024026_00175121.jpg
この夏はこいつまでもが駄々をこねた。
まだ早い午前中は涼しいころ、近所の峠に向かっていると突然ミスファイア。
低回転で失火。
久しぶりに乗ったからミクスチャーだろうと思いつつ大事を取って引き返した。
しかしそんな簡単なことではなかった。
調整して一時的に問題なくなったが、15分ほど走ると失火再発。
どうやら温まると症状が出るようだ。
経験からこれはフルトラパンク決定!
幸いスペアがあるので早速交換。
お!良いじゃん。
炎天下の買い物先で撃沈。
フルトラではない。
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電気はわからない_e0024026_00175131.jpg

では春先に換装した国産イグニッションコイルが原因か!?
これもオリジナルのルーカスに戻すも不正解だった。
とりあえず帰宅は出来たものの一向に改善されない。
燃料ポンプも変えてみた。プラグ交換、ポイントにしても変わらず。
コイル、プラグコードの抵抗を計ってみても異常なし。
かれこれ発症から半月、毎週末炎天下の田んぼで汗だく作業。
皆目原因が分からない。
もう一度各部分の見直し。
まずはコードを疑ってみた。
使っていたULTRAのコードを緊急用のしょぼいプラグコードに変えてみた。
するとどうだろう、嘘のように問題解消!
色々入れ替えた結果、センターコードが熱でおかしくなることが判明
やっと原因が分かった。
電気はわからない_e0024026_00175125.jpg

考え見れば先代の黄色1500時代から使用しているコード。
いくらシリコンのULTRAとはいえ、使えていたこと自体凄いかもしれない。
早速部品をイギリスで購入したが、なんだか妙に長くてかっこ悪い。
もっと良いものをラインナップしておいてほしいな。
これでどうにか雑誌の撮影に間に合った。
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# by trsp2167 | 2019-10-26 00:20 | Triumph spitfire
2019年 10月 24日

1年ぶりに

厄年!?
今年はトラブルというかお金が次々と離れて行く~。
まずは去年から不動となっているメリデントラ。
ピストン割れが発覚して同サイズ同メーカーの新品をぶち込んだが、激しいオイル上がりであえなく撃沈。
浅はかだった。
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7月~8月の作業。
そこで旧トラのイベントで久しぶりに再会したY師匠に相談したところ650用を入れることを薦められる。
しかもY師匠オリジナルの国産のスペシャルピストンを譲っていただけると。
予算的に厳しいが、無駄なお金を使わなくて済むことを考えるとこちらが良いだろう。
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早速いつもお願いしている横浜の三留内燃機さんへ持ち込むが、この夏で廃業するのだという。
安いし仕事も素晴らしい。残念。今後内燃機はどこに出そうか悩む。
待つこと2週間、ボーリングが仕上がった。
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次にピストンの加工。本来ならボーリング前に作業すべき事。
このスペシャルピストンは650用なので突き出しが大きいがピンハイト位置も異なるので500にも組み込むことが可能なのだ。
しかしスカート部分がクランクのフライホイールに接触してしまうので、その分削らなくてはならない。
慎重に糸鋸で不要部分を大雑把に切り取って、あとはヤスリで調整。
エンジンに仮組して何度も確認。失敗したくないからね。
最終的に左右の重さも同じにした。
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前回入れていたJPのピストンと比べても軽いし、リングも薄いのでフリクションが少ない。
組み込みには先にシリンダーにピストンを仮に組み込んでから本体と合体。
こちらの方がリングの位置決めや労力の軽減につながった。
1年間放置していたが、作業を始めると早い早い。
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ついでに各シール類をバイトン素材の汎用品にしてバルブシールもCB750F用を流用した。
そして約1か月ほどで見事復活!
始動性アップ、アイドリングの安定、ふけ上がりがスムーズ。
なので無理にエンジンを回すことなく気持ちよく走行するようになったので心なしかパワーもアップしたような。
思えばこいつとも十数年の付き合い。まだまだ付き合ってもらうよ~!
追記:調子に乗って走り回っていたらまたまたタンクにクラック&ガソリン漏れ(3度目)
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# by trsp2167 | 2019-10-24 17:17 | TRIUMPH T100